トップページ > 症例一覧 > 開咬・過蓋咬合 > 開咬ケース2
『前歯のデコボコが気になるのと、左側で食事を噛めないので治したいです』と来院されました。上下の顎の骨の関係は極端にはずれておりませんでしたが、上下の歯並びの隙間から舌を出す癖がありました。
上下左右の第一小臼歯を4本抜歯して、デコボコと開咬を治す隙間を確保しました。透明な装置で治療しました。
治療終了後1年6ヶ月経過時です。治療期間は2年11ヶ月でした。治療終了後、歯の裏側には元の歯並びに戻らないように細いワイヤーの保定装置を装着して、3ヶ月に1回通院して定期検診を受けていただいております。 前歯も奥歯も右も左も、全ての歯がかみ合わせに参加しております。 『右でも左でも同じように食事を噛めるようになったし、歯並びもきれいになって最高です』とおしゃって喜んでいただきました。
1. 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日~1週間で慣れることが多いです。
2. 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメインテナンスを受けることが重要です。
3. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
4. 治療中に顎関節症状が出ることがあります。