症例集

トップページ > 症例一覧 > 歯科矯正用アンカースクリュー

インプラント、コルチコトミ―

歯科矯正用アンカースクリュー治療中 歯科矯正用アンカースクリュー治療中

ミニインプラント(歯科矯正用アンカースクリュー)を使って前歯を後ろに下げている

ミニインプラント(歯科矯正用アンカースクリュー)を使って奥歯を後ろに下げている

 

歯科矯正用アンカースクリューは、歯が欠損した際に打ち込むインプラントと異なり、一生植え込んでおくわけではなく、矯正治療が終了したらインプラントを撤去します。歯科矯正用アンカースクリューを用いた治療では小さな手術をして、歯茎のうえから歯のわきの骨の中に小さな金属の棒を打ち込んで、これを支えとして歯を動かします。このため移動させたい歯だけが確実に動くので治療期間が6~9ヶ月程度短縮され、また患者様は取り外し可能な装置を使うわずらわしさから開放されます。コルチコトミーは小さな手術をして歯の周りの硬い骨に切込みを入れることで、歯が動きやすい環境を整えて歯の移動速度を速めます。これにより通常の矯正装置だけの治療に比べて治療期間が6~9ヶ月程度短縮されます。

矯正困難のため歯科矯正用アンカースクリューに移行

症例1

【写真:左】矯正治療途中に、輪ゴムの使用が困難だったために、歯科矯正用アンカースクリューに移行しました。下の前歯の両脇の歯茎のなかに打ち込んだインプラントを支えにして、下の奥歯を前に移動中。
【写真:右】左上の犬歯をインプラントを支えにして後ろに移動中。

  • 追加で約30,000円

入れ歯を入れる隙間がない

症例2

インプラント埋入直後の写真。右下の入れ歯を作りたいのですが、右上の奥歯が下に伸びすぎていて入れ歯を入れる隙間がありません。そこで、インプラントを支えにして伸びた上の奥歯を上に持ち上げて入れ歯の隙間を作っているところ。

  • 追加で約30,000円

歯を動きやすくする手術(コルチコトミー)

症例3

【写真:左】右下の奥歯の頬側の歯茎を剥いで骨を露出して、非質骨(硬い骨)に刻みを入れて歯が移動しやすい環境を作っている手術中。
【写真:右】手術後に剥いだ歯茎を元の位置に戻して、糸で歯茎を縫いあわせ終えたところ。

  • 追加で約30,000円

治療に係るリスク

  • 矯正科治療に係るリスクや副作用には、以下の点が挙げられます。
  • 1. 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日~1週間で慣れることが多いです。

    2. 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメインテナンスを受けることが重要です。

    3. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。

    4. 治療中に顎関節症状が出ることがあります。

ページトップへ