トップページ > 症例一覧 > 上顎前突(出っ歯)> 出っ歯ケース4
『上の前歯が出ている』とお母様が気にして来院されました。
出っ歯とデコボコを治すための隙間を確保する目的で、上は左右第一小臼歯2本を抜歯し、下は左右第二小臼歯を2本抜歯しました。透明な装置を装着して治療を開始しました。
13歳時、治療終了しました。治療期間は2年2ヶ月でした。治療終了後、歯の裏側には元の歯並びに戻らないように細いワイヤーの保定装置を装着して、3ヶ月に1回通院して定期検診を受けていただいております。でっぱっていた歯並びは、きれいになりました。お母様も『前歯が下がって口元が変わりました』とおっしゃっていました。
16歳時、治療終了後3年経過時です。きれいな歯並びが維持されていて、口元も整っています。
1. 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日~1週間で慣れることが多いです。
2. 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメインテナンスを受けることが重要です。
3. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
4. 治療中に顎関節症状が出ることがあります。