症例集

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反対咬合、受け口

反対咬合で将来が心配

7歳で小学2年の男の子の症例

『自分も反対咬合でこの子も反対咬合で将来が心配なんです』とおっしゃるお母様に連れられて来院されました。

重症な受け口

かなり重症の反対咬合で、上顎と下顎の骨の関係に大きなずれがありました。このまま放置すると、将来手術をしなければ治せなくなる危険性がありました。そこで、上顎前方牽引装置で上顎の骨を前に引っ張って、上下の顎の骨の関係を成長を利用して治すことにしました。

治療終了

11歳時、治療後です。治療期間は2年1ヶ月でした。前歯のかみ合わせは普通のかみ合わせになり、下唇の出っ張りもとれました。お母様が『とっても良くなりました』と喜んでくれました。この後、成長とともに下顎が伸びてくるので、元の反対のかみ合わせに戻らないように注意深い定期検診が必要です。

  • 第一段階:320,000円

治療に係るリスク

  • 矯正科治療に係るリスクや副作用には、以下の点が挙げられます。
  • 1. 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日~1週間で慣れることが多いです。

    2. 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメインテナンスを受けることが重要です。

    3. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。

    4. 治療中に顎関節症状が出ることがあります。

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