症例集

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上下顎前突、口元が出ている

デコボコで歯磨きしづらく虫歯が心配

21歳でサービス業の女性の症例

『上の前歯が出ていて口元も出ていることが気になり、デコボコがあり歯磨きしずらいので虫歯が心配』と来院されました。

上の歯並びに裏側の矯正

左上の第一小臼歯と下の左右第二小臼歯を抜歯して、前歯を下げてデコボコを治すための隙間を確保しました。右上の前歯(側切歯)が生まれつき欠損しているので、右上は抜歯していません。『サービス業なので見えないように治療してほしい』と言うことで、上の歯並びは裏側に装置を付ける舌側矯正で治療し、下は透明な装置で治療しました。自分で取り外し可能なヘッドギヤーという装置を自宅で使用していただき、奥歯が前にずれるのを防ぎました。

保定装置で仕上げ

治療終了時です。治療期間は2年1ヶ月でした。歯の裏側には細いワイヤーの保定装置を装着して、3ヶ月に1回通院して定期検診をうけていただいております。右上の側切歯の代わりに、隣の犬歯を使っています。『口元も歯並びも気にならなくなりました』とおっしゃっていただきました。

  • 舌側矯正治療:950,000円

治療に係るリスク

  • 矯正科治療に係るリスクや副作用には、以下の点が挙げられます。
  • 1. 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日~1週間で慣れることが多いです。

    2. 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメインテナンスを受けることが重要です。

    3. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。

    4. 治療中に顎関節症状が出ることがあります。

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