恵佑会矯正歯科クリニック

症例集

舌側矯正治療(歯の裏側に装置をつける見えにくい矯正)

上の前歯と口元が出ているのが気になる

舌側矯正 ケース6

『上の前歯と口元が前に出ているのが気になる』と来院されました。上は見えない装置を希望されたので舌側矯正で、下は歯の表側に透明な装置を付けて治療することにしました。

舌側矯正 ケース6

デコボコと出っ歯を治すための隙間を確保する目的で、上は左右第一小臼歯を2本抜歯し、下は左右第二小臼歯を2本抜歯して治療を開始しました。上の奥歯が前にずれることを防ぐ目的で、自分で取り外し可能なヘッドギヤーと言う装置を就寝時に併用していただきました。

舌側矯正 ケース6

治療開始後2年9ヶ月経過時です。デコボコは整い、抜歯した隙間を閉鎖中です。

舌側矯正 ケース6

治療終了後2年3ヵ月経過時です。治療期間は3年2ヶ月でした。歯の裏側には元の歯並びに戻らないように細いワイヤーの保定装置を装着して、3ヶ月に1回通院して定期検診を受けていただいています。 気になっていた『上の前歯や口元もすっきりして矯正してよかったです』と、笑顔がとてもうれしそうでした。

治療費
目安
  • 舌側矯正治療:950,000円

矯正科治療に係るリスクや副作用には、以下の点が挙げられます。

  1. 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日~1週間で慣れることが多いです。
  2. 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメインテナンスを受けることが重要です。
  3. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
  4. 治療中に顎関節症状が出ることがあります。