『デコボコの歯並びで歯磨きがしにくいので、矯正治療でキレイにしてほしい』と言って来院されました。
上の左右第二小臼歯と下の左右第一小臼歯を4本抜歯してデコボコを治すための隙間を確保。通常の矯正装置で治療開始しました。
治療終了間際(治療開始後2年1ヶ月)、上下の真ん中がぴったり合うように微調整。この患者様は、この時期に輪ゴムの協力度がすごく高かったので、歯並びがキレイに並ぶことができました。輪ゴムをきっちりつけていたことが、矯正装置を外した時、その後も、歯並びを美しく保っていくことに大きく役立ちました。
治療終了時(治療開始後2年8ヶ月)、表側の装置を撤去。歯の裏側に元に戻らないように保定装置を装着し定期検診へ移行。
治療終了後5年経過して、歯並びはキレイで安定しています。この患者様は保定期間に入っても、きちんと定期検診に通っていただいたので、歯並びを美しく保つことができました。この時期に、保定装置が壊れているにも関わらず、定期検診に来院されないと、美しかった歯並びが乱れてしまう患者様もいらっしゃいます。