症例集

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永久歯が出てくる隙間が足りない

連続抜歯症例 小学校4年生の女の子

『かかりつけの歯医者さんから、永久歯がきちんと出てくる隙間がたりないので』と紹介されてお母様と来院されました。検査の結果、上下の歯並びの中心がずれているので、連続抜歯で自然な永久歯への生え変わりを利用してデコボコを治しながら、上下の歯並びの真ん中を合わせていくことにしました。

抜歯での矯正

11歳時です。上の歯並びの中心は左側に移動してくれることを期待して、下の歯並びの中心は右へ移動してくれることを期待して左上の第一小臼歯と右下の第一小臼歯を抜歯したので、上下の歯並びの中心がかなりあってきました。

装置を使わずに矯正

12歳時です。上下の歯並びの中心が小臼歯を抜歯しただけで、装置は一切使わずに一致しました。

仕上げの矯正

14歳時です。抜歯した隙間が自然にかなり閉じてきたところで、歯の表側に透明な装置を付けて第2段階の仕上げの治療を開始しました。右上の第一小臼歯と左下の第二小臼歯は1年前に抜歯されています。

裏側に保定装置

16歳時です。矯正治療期間は2年でした。元の歯並びに戻らないように歯の裏側に細いワイヤーの保定装置をつけて、3ヶ月に1回通院して定期検診を受けていただいております。歯並びはデコボコにならずに、きれいに並んでいます。

  • 一般的な矯正:600,000円

治療に係るリスク

  • 矯正科治療に係るリスクや副作用には、以下の点が挙げられます。
  • 1. 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日~1週間で慣れることが多いです。

    2. 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメインテナンスを受けることが重要です。

    3. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。

    4. 治療中に顎関節症状が出ることがあります。

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