
『上の前歯の間の隙間が気になる』とお母様とともに来院されました。
透明な装置を付けて治療開始しました。下の前歯を後ろに下げるために、自分で取り外し可能な輪ゴムを食事と歯磨きのとき以外併用していただきました。
治療終了時です。治療開始後1年10ヶ月経過時です。歯並びの裏側に細いワイヤー(保定装置)をつけて、元の歯並びに戻らないように3ヶ月に1回通院して定期検診を受けていただいております。格好が悪いとおっしゃっていた前歯の隙間は、『きちんと閉じてキレイな歯並びになりました、矯正して良かったです』と満足されたようです。
治療終了後3年5ヵ月経過時です。保定装置を撤去しても、キレイな歯並びが保たれています。
1. 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日~1週間で慣れることが多いです。
2. 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメインテナンスを受けることが重要です。
3. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
4. 治療中に顎関節症状が出ることがあります。