症例集

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上顎前突

前歯がかみ合わず顎に負担がかかる

上顎前突症例 9歳で小学校4年生の男の子

『前歯がかみ合っていなくて、顎に負担がかかり心配』とお母様と来院されました。

上の前歯を後ろに下げる

上の前歯を後ろに下げるために、上の前歯に部分的に銀色の装置(お母様が希望されて)を付けました。

矯正装置をつける

12歳時です。永久歯に生えかわったので、すべての歯に装置を付けて仕上げの治療を開始しました。ヘッドギヤーにより、この時点ですでに出っ歯はかなり改善しています。

治療終了 保定装置

14歳時、治療終了しました。治療期間は1年7ヶ月でした。歯の裏側には元の歯並びに戻らないように細いワイヤーの保定装置を装着して、3ヶ月に1回通院して定期検診を受けていただいております。本来は小臼歯を4本抜歯して治療すべき症例でしたが、抜歯することに対してお母様の同意を得られませんでした。歯並びはきれいになり全ての歯がかみ合わせに参加していますが、口元はあまりよく治っていません。もし小臼歯を4本抜歯することに同意されれば、口元は劇的に改善されるでしょう。

歯並びの状態

治療終了後1年4ヶ月経過時です。歯並びはきれいな状態を維持しています。

  • 一般的な矯正:600,000円

治療に係るリスク

  • 矯正科治療に係るリスクや副作用には、以下の点が挙げられます。
  • 1. 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日~1週間で慣れることが多いです。

    2. 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメインテナンスを受けることが重要です。

    3. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。

    4. 治療中に顎関節症状が出ることがあります。

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