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2020年5月26日(火)
新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が札幌でも解除されました。とは言え、第三波を防ぐために、拡大防止に対して新しい生活様式を実践していくことが大切と存じます。
感染患者に対応している医療従事者の方々には謹んで感謝の意を申し上げるとともに、感染流行に際して生活に影響を受けている方々には心よりお見舞い申し上げます。
ただ、新しい生活様式を実践しつつ日常生活が戻ってきますと、新しいことを始めるには良い時期であるという考え方もあります。実際、「時間や支出に余裕ができたので、今だからこそ矯正歯科治療を始めようと思いました。」と仰って治療を開始された患者さんがいらっしゃいます。
(画像は矯正歯科ネットより)
もちろん、先に述べた通り感染に際して影響を受けている方々にはお見舞い申し上げますが、今だからこそ矯正歯科治療を始めるという患者さんのお気持ちも受けとめていかなければならないと思っております。
当クリニックは、websiteの新着情報
https://www.or-shinoda.com/info/新型コロナウイルスへの感染対策/
に記してある通り、病院歯科レベルでの滅菌消毒を継続して行うと同時に、トリアージや窓開け換気の実施など、より一層ウイルス感染対策を行いながら診療しております。また、当クリニックは診療台2台で規模として大きくはなく人の流れが激しくないので、感染防止に有利です。
矯正治療を開始するか躊躇されている皆さん、是非ともまず矯正相談を受けにお越しください。
2019年4月20日(土)
上の写真の歯並びは、上の前歯4本のガタガタが目につきます。
下の歯並にもガタガタがあるので、全体矯正をお勧めしましたが、上の前歯4本だけの裏側からの部分矯正を希望されました。
そこで、上の前歯のガタガタを治すための隙間を確保するために、上の前歯の表層(エナメル質)を少し削りました。
上の前歯の間に隙間が見えます。
前歯の裏側に装置をつけて、凸凹を治し始めました。
治療開始してから5か月後、治療終了しました。
気になる歯だけの部分矯正をしたいけど歯の表につける装置が気になる方は、
歯の裏から(舌側矯正)の部分矯正をご検討なさってみてはいかがでしょうか?
2019年2月08日(金)
虫歯が原因で歯の神経をとると、その歯の色が徐々に黒ぽく変色して気になることがあります。
上の写真の矢印の歯(側切歯)は凸凹で歯磨きしづらく、虫歯になってしまい神経をとりました。
年々色が黒ずんで気になるとのことです。
また、この歯並びとかみ合わせでは前歯できちんと噛むことができません。
そこで、矯正治療を受けていただくことになりました。
通常の矯正治療では、前から4本目の歯(小臼歯)を抜いて歯を移動する隙間を確保することが多いのですが、
写真のように上の歯並びは前から2番目の神経をとった歯(側切歯)を左右各1本抜いています。
下の歯並びは通常の矯正治療と同様、前から4番目の歯(第一小臼歯)を抜いています。
2年半後の歯並びは、前歯も奥歯もきちんとかみ合いました。
上の左右2番目の歯は、本来3番目に生えるべき犬歯を2番目の位置に移動したので、通常よりも若干2番目の歯が大きく見えます。
2019年2月07日(木)
最近の調査研究では、日本人の10人に1人が永久歯の本数がそろっていないことがわかっています。
上の写真の矢印に注目してください。
左上の2番目の歯(側切歯)が生まれつき欠損しています。
左上の2番目に生えている歯は本来3番目の位置に生えるべき犬歯です。
1本歯が少ないことにより歯並びがずれて、上下の中心とかみ合わせがずれてきちんと噛めません。
歯並びとかみ合わせを整えるために、右上の2番目の歯(側切歯)と下の左右第二小臼歯を抜去しました。
上の歯並び裏側矯正を希望されました。
下の歯並びは表側矯正を希望されました。
1年半後に治療を終えました。
歯並びか見合わせともに申し分なく整いました。
先天性欠如や歯を何本か失って隙間が空いてお悩みの方は、矯正治療をご検討なさってみてください。
2019年2月03日(日)
上の左の写真は治療前の凸凹で出っ歯の歯並びです。
右はその時の下のの歯並びです。
ここで下の奥歯の矢印に注目してください。
大臼歯(大きな奥歯)は通常左右各2本生えるものですが、
矢印の歯(第二大臼歯)が左右ともに1/3しか生えていません。
これは歯の大きさが歯が生えるべきあごの大きさよりも大きいので、
隙間が足りないことで起こります。
上の写真は治療終了から3年経過した歯並びです。
歯並びとかみ合わせはきれいに安定して、見た目も噛む機能も申し分ありません。
しかし、27歳になった現在も、上の右の写真の矢印の示す下の左右第二大臼歯は
生える隙間が足りないために、1/3しか見えません。