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手術の入院期間を気にされる方へ

2016年12月13日(火)

成長期を過ぎた方で、下の写真のように上あごと下あごの位置や大きさがずれて通常の矯正治療だけでは上下の歯がかみ合わない場合は、矯正治療後に手術を行って上下のあごを移動することでかみ合わせを整えます。

8  治療後左側

これを外科的矯正治療といいます。通常の矯正治療は健康保険が適用になりませんが、外科的矯正治療は手術前後の矯正治療も、手術もすべてが健康保険が適用されます。

患者さんの負担する治療費は治療開始から終了までの合計が30~40万円程度で、治療期間が短い方は20万円程度の方もおります。

この治療費は健康保険の適用されない通常の矯正治療に比べて格段に安いので、治療例をご覧になった方は外科的矯正治療に対して非常に関心を示されます。

しかし、手術時の入院が2~3週間必要という話になると自分には無理とおっしゃる方がおります。そのような方は、顎の手術くらいで職場を休んで同僚に迷惑をかけたくないという後ろめたさがあるようです。

そんな方には、次のような説明をいたします。

外科的矯正治療は緊急性がありません。したがって、手術前の矯正治療が終われば手術は1か月後でも9か月後でも患者さんのスケジュールに合わせることができます。

職場に気兼ねされる方は、ゴールデンウィークの直前や年末など職場のお休みに合わせて手術を予定されることをお勧めいたします。

また、職場によっては繁忙期を過ぎると少し暇な時期がある場合は、その時期に合わせて入院手術の予定を組まれると職場に迷惑になりません。

外科的矯正治療はこちら

 

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