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日本矯正歯科学会 専門医
歯並び職人
札幌 しのだ矯正歯科 院長 しのだ充巨
今日、診療していて改めて確信しました。
何を確信したかというと、患者さんが取り外し可能な輪ゴムを毎日22時間以上使ってくれる場合、
治療期間が著しく短くなるのだということをです。
しかし、これがなかなか難しいのです。
なぜなら、ご自分で取り外しができるということは患者さん任せだからです。
内科の診療に例えると、飲み薬を1か月分処方されてきちんと毎日薬を飲めますか?と言われると、
飲む患者さんもいれば飲まない患者さんもいます。
今日の患者さんは、1年後に結婚式を控えています。
当然、ご本人は結婚式までに矯正治療を終えたいわけです。
ですから、ご本人のモチベーションは相当に高いようでした。
5~6か月ほど前に、いつ矯正装置を外せるか?と聞かれて1年~1年6か月後と答えました。
今日、歯並びを拝見するとほぼ隙間が閉じていました。
本人に聞いたところ、ほぼ1日中輪ゴムを言われた通りつけていたとのことです。
今日から3~4か月仕上げを行って間もなく矯正治療終了です。
結婚式に間に合いました。