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2019年2月08日(金)
虫歯が原因で歯の神経をとると、その歯の色が徐々に黒ぽく変色して気になることがあります。
上の写真の矢印の歯(側切歯)は凸凹で歯磨きしづらく、虫歯になってしまい神経をとりました。
年々色が黒ずんで気になるとのことです。
また、この歯並びとかみ合わせでは前歯できちんと噛むことができません。
そこで、矯正治療を受けていただくことになりました。
通常の矯正治療では、前から4本目の歯(小臼歯)を抜いて歯を移動する隙間を確保することが多いのですが、
写真のように上の歯並びは前から2番目の神経をとった歯(側切歯)を左右各1本抜いています。
下の歯並びは通常の矯正治療と同様、前から4番目の歯(第一小臼歯)を抜いています。
2年半後の歯並びは、前歯も奥歯もきちんとかみ合いました。
上の左右2番目の歯は、本来3番目に生えるべき犬歯を2番目の位置に移動したので、通常よりも若干2番目の歯が大きく見えます。