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神経をとった歯の色が気になる方へ

2016年10月25日(火)

虫歯の穴が深くて神経をとってしまった歯や、歯を何かに強くぶつけて神経が死んでしまった歯は、1~2年後にその歯の色が黄色や黒っぽく変色してきます。

 

これは、神経と一緒に歯の中にある血管も一緒にとってしまったために(抜髄といいます)、その歯に血液が通わなくなってしまったためです(失活歯といいます)。

 

神経をとってしまった歯も、矯正治療で移動することは可能です。

 

変色した歯は、見た目が気になるものです。とくに、矯正治療をすると歯並びや口もとが見違えるようにキレイになりますので、1本だけ変色した黄色や黒い歯があるとすごく目立ちます。

 

変色した歯の色を改善する治療法は、ご希望により大きく分けると2通りあります。

 

一つ目は、神経をとった穴の中に薬(漂白剤)を入れることにより、化学反応により白くするという治療(漂白)です。

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上の写真では、左上の1番目の前歯(中切歯)の色が漂白により改善しています。(この方は矯正治療は行っておりません。)

 

 

もう一つは、変色した歯を削って歯の一部またはすべてを人工の歯に変える治療法です。

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上の写真では、矯正治療後に気になる右上の前歯(側切歯)の表面を一層削って人工の歯を表面に張り付けています。

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