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2018年8月20日(月)
上の写真の青い矢印の歯は、乳歯の犬歯が抜けずに残っていることを示しています。
右隣に生えている永久歯の犬歯と比べて、大きさが一回り小さいので乳歯の犬歯であることがわかります。
X-線写真で見ると、青い矢印の乳歯の犬歯は根が完全な形で残っています。
この方は先天性欠如といって、生まれつき永久歯の数が少ない方でした。
そこで、矯正治療する際にこの乳歯の犬歯を残してかみ合わせに参加させたのが下の写真です。
乳歯でも根がきちんとした形で残っていれば、
矯正治療でかみ合わせに参加させることができる場合があります。
但し、乳歯の寿命が永久歯と同様に長持ちするか否かは不明です。